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2006年6月21日 (水)

マイ・アーキテクト

My architect  建築家ルイス・カーンについての映画。

映画・音楽・読書以外で興味があるのが建築。祖父が大工だったせいか、家が建っていく様が好きで、最初に就職したのがこれまたタイルのメーカーで、そんなこんなでどうも建物が好き。

映画+建物となれば見に行かなくちゃ。ルイス・カーンの建物にも興味があるので観にいきました、が、どーもね。建物ではなく彼の人間に焦点をあてた映画で、そこには興味のない私は、、、、半分くらい寝てしまった。

シネテリエで上映されたのだけど、レディスデイ1000円の日ということもあってか、70席に満たない席が満席、補助椅子まで登場。こんなミニシアター系ではめったにないこと。周りを見るとどうも建築家の卵らしい学生さんがいっぱい。知り合いの建築家の顔も、、、そうだよね、普通は見に来ない。

Photo_12 なので映画の中身がよくわからない。でも彼の建築物はいい。これは映画のHPその他で観てね。 (ぴの)

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2006年6月20日 (火)

STAY

Staysub1 STAY

なにがなんだかよくわからない、でも引き込まれる。でもなんだかわからない。

年のせいか、集中力がないせいか、頭がわるいせいか、わからない。が、映画としてはおもしろい。たぶん解釈はひとそれぞれだろうな。私は解釈どころか、エンディングでも、はあ???

だけど好きなタイプの映画でしたね。ユアン・マクレガーもナオミ・ワッツも好きな俳優だし、映像の雰囲気や色や光も好きだったしね。

もう一回観たら、わかるかなあ  (ぴの)

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嫌われ松子の一生

Matsuko 嫌われ松子の一生 原作一味違って、でも外れてなくて、おもしろい。楽しい映画だった。原作はけっこう長いし、ひとりひとりの人生と松子の人生が交差して映像にはしにくいのかな、と思っていたけど、なんというか「端折り方」がうまい。説明をくどくどせずに、「絵」で見せてくれる。うまいなあ、と思った。

映画って最初の5分(ヘタしたら1分)で面白いかどうかわかることが多いんだけど、この映画はその1分で魅せてくれる。テンポがいい!思わず映像に引き込まれる。

出演者も盛りだくさん。松子の最初の男である売れない小説家志望が工藤官九郎だったり、その友人が劇団ひとりだったり、中州のトルコのオーナーがスカパラの谷中敦だったり、もうキャスティングが楽しい。

脇はいいのだが、主役の中谷美紀は評判どおりイマイチ。いっぱいいっぱい感があった、と思うのは私だけでもないような。トルコ嬢であったり、オトコとの絡みのシーンが多いのだけど、なんか艶っぽくない、、ん~っていうかヘタなのかも。「ケイゾク」の彼女はとても好きなのですが。他の女優さんだったら誰だろ?

そして、もひとつ小道具や美術が面白い。この映画を作った美術や装飾担当のスタッフは楽しかったろうな、と思ってしまう。(観ている側がそう思うということは、たいへんな仕事だったんだろうな)

下妻物語で話題になった監督だが、今後がとっても楽しみ!  (ぴの)

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かもめ食堂

うわさのかもめ食堂、観てきました。

うわさ通りにいい映画でした。まずは、主演の小林聡美をはじめ、片桐はいり、もたいまさこの個性派3人の演技がいい。脇をかためるフィンランドの俳優たちも。そして、フィンランドの景色、食器、家具、、北欧のデザインは素敵! そして、私はガッチャマンが歌える!

何よりも、食べることの大切さ・楽しさがほのぼのと伝わってくる。映画の後「おにぎりがたべたい」「シナモンロールが食べたい」と思うんだよね。心を込めてごはんを作る、という当たり前のことがほんとに大切なんだな、と。

みんなのセリフにもしみじみといいものがたくさんある。

生き生きとしているのは、「嫌なことをしていないだけ」。フィンランドで食堂をするのは、「日本でできるのならここでもいいかな」、、、とにかく無理をせず、自分の心の声にまっすぐに従う、、みたいな生き方。

あったりまえのことが、当たり前でなくなっている今の生活。共感しながらも日常は時間に追われ、ジャンクフードで食事を済ます。夜遅くまで仕事して、ついでにお酒。そんな毎日の中で、こんな映画に出会うことは何て素晴しいんだろうと思う。

だから映画が好き!  (ぴの)

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2006年6月 8日 (木)

Good night & good luck

Good night & good luck

モノクロで、押えた雰囲気のいい映画でした。私の生まれる少し前のアメリカ。共産主義追放の赤狩りがあり、マスコミや映画人が多く追放されたことはなんとなく知ってはいましたが、ああ、いつもながらの勉強不足、とくに政治に疎い私。

この時代に、言論を抑え込まれた時代にマスコミ人として戦ったエド・マローという人の実話でした。(製作は、あのジョージ・クルーニー、今回は脇を固めていい感じでした。)言葉を武器にして戦うことの怖さ、その勇気、確執、いろんなものが伝わってきました。

とてもシリアスな話の中、このモノクロの映画はとてもオシャレでした。バーで飲む男たちが粋でかっこいい。その中でひとりの女性(パトリシア・クラークソン)が知的で美しく、また衣裳が素敵でした(この時代のドレスやワンピースはシンプルで洗練されている。)もうひとつは、全編に流れるジャズ。

最後にエド・マローが演説で話す内容が、現代のTV漬けの私たちを戒める内容でもありました。時間つぶしのどうでもいいTVなら存在する必要はない、世界の情報を扱い、問題提起をし、討論する、そうでなければTVの意味はない。そんな内容でしたが、その演説から50年経つ今も、この問題は存在するどころか、酷くなっているよねえ、と思いつつ、日々の自分を振り返ったり反省したり、、、  (ぴの)

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2006年6月 2日 (金)

九州国立博物館

やっと出かけてまいりました、九州国立博物館。琉球展です。修学旅行やバスツアーの団体さんで平日の今日もたくさんの人、人、人。

まずは、参道から博物館へ続く動く歩道(エスカレータ)にびっくり。お金かけてるなあ。。。次に、建物の大きさにびっくり、そして床材やガラスのエレベータにびっくり。ほんとお金かけてるなあ。

期待していたよりも琉球気分にはなれず、常設の方は順路というのが特になく、これってどうよ、という配置。東京の博物館や大阪の民族博物館ほどワクワク感がありませんでした、正直。

宝物殿で地味に開催されていた「日比野克彦」の作品展、私はこちらが好き!昔っから日比野ファンなので、この期間中に行こうときめていたけど正解でした。日比野さんって、日比野さんが作るからアートなのよ、そこが凄い、だってその辺に置いてあったらゴミみたいなんだもん。でも日比野作品が主張する。これぞアート。

お昼のランチはせっかくなので、ニューオータニが出しているgreen houseで、贅沢に1800円のランチにいたしました。ん、まあ、観光地だしね、こんなものかな。店内はゆっくりとしてこじんまりしたスペースで居心地はよろしかったです。でも、こんなにスタッフいるの?って感じでした。ついつい人事の私は人に目が行ってしまい、適正な人数、スタッフの質を見てしまう、悲しい。サービスは、、、困ったもんでした。慣れないんでしょう。「すみません、お手拭を、、、」「すみません、スプーンが、、、」ま、いいか。   (ぴの)

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間宮兄弟

Banner_official 間宮兄弟 いやあ、おもしろかった。森田芳光ワールド。女にもてないし、ダサイし地味だけど、誠実に楽しく自分たちの価値観を守って暮らす兄弟の日常を描いた、心温まるクスッとおかしな映画です。

お笑いはあまり見ないんだけど、ドランクドラゴンは好きで。。今回、塚地がとてもいい。佐々木蔵之介も大好きな俳優さん。ルックスでいうと、こんな兄弟ありえないって感じだけどね。

とにかくセリフがおかしくって、映画館はクスクス笑いでいっぱい。森田監督は家族ゲーム(古い!)が印象的で、あの時はハードボイルドな松田優作がみごとに脱皮、おかしなキャラクターを演じてた。今回は、どちらかというと渋い役だったり、影のある役を演じる佐々木蔵之介がおかしい!塚地は最高だし。沢尻えりか、常盤貴子と、このふたりもいい味。キャスティングがうまいよねえ。

ぜひお勧めの一本です。 (ぴの)

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Angela

990 ん~、リュック・ベッソンは、これを最後の作品とするらしい。あまり期待しないで行ったけど、、、しないでよかった。最後に何を撮りたかったのか私にはわからない。。。。(ぴの)

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Winds of God 試写会

Winds of God 試写会に行ってまいりました。ずいぶん前にTVで舞台を見て、凄い!おもしろい!と、うなったのですが、今回の映画をいち早く試写会で観ることができました。

売れない漫才師が第2次世界大戦もあと少しで終わろうとする鹿児島の特攻部隊にタイムスリップ(というか、生まれ変わる)する話です。平和な現代に生きる私たちへの警鐘・メッセージをおもしろおかしく伝えてくれます。涙も誘います。

今回の映画化は、アメリカで上映することを条件に、全編英語、主役は白人(といっても出番は少なくほぼ日本人ばかり、ただ全部英語)という、今井雅之自身も不本意な中での製作だそうですが、それはこの映画を少しでも多くのアメリカ人に観て欲しいという彼の熱い思いからです。

10年以上にもわたってこの作品を上演し続けているそうですが、映画化のきっかけは、911・あの貿易センターのテロ。あのとき、アメリカの新聞やマスコミは、このテロを「Kamikaze attack」と報じたそうです。そして、日本政府も日本人もだれひとり抗議をしなかった。それに憤りを覚えた今井さんは、特攻隊員の姿をちゃんと伝えようと考え、莫大な借金をしてこの映画を完成させました。

私自身ショックだったのは、その事実を知らなかったこと。もしかしたら知ろうともしなかったこと。やはりすべての日本人が平和ボケなんでしょうね。これが日本と韓国・中国の関係だったら日本人は糾弾されているはず。いいも悪くも日本人はおとなしい、、、

映画は低予算で、空撮なんかちょっと残念な場面もありましたが、なにせ元々の本がいいし、ストーリーの力強さがあり、いい映画になっていました。この時代に生まれていたら自分はどうしただろうか、と考えさせられます。

8月末に福岡で舞台が上演されます。観にいこうと思います。  (ぴの)

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